債券先物の取引時間の延長で一般投資家も参入可能に?

債券先物取引とは一定の証拠金を拠出することで将来の一定の期日にあらかじめ取り決めた価格で債券の売買契約を結ぶ先物取引で期日前に決済することも可能です。
日本での債券先物取引の債券は主に国債が中心となります。
歴史を見ても最初にこの債券の先物取引が行われたのは1985年のことで取引対象の債券は長期国債でした。

この債券先物取引は金利の変動リスクをヘッジすることができる為、機関投資家や一般企業はこれを利用することで資金調達や資金運用の際に金利をあらかじめ確定することができ経営計画、資金計画が立てやすくなります。
金融機関側では債券価格の変動のリスクをヘッジすることができより多くの債券の保有が可能になると言うメリットがあります。

先ほども書いたように日本の債券先物取引はほとんどが国債で主に機関投資家や法人向けに作られた先物商品の様です。
証拠金も100万円となかなか個人投資家が資産運用の為に簡単に参入できる市場ではないようです。
2011年には取引時間が延長され、朝は8時45分からイブニング・セッションのクローズが23時30分に延長されました。
現在では午前3時まで開いているものもあるようです。
取引時間の延長で一般投資家の参入も容易になったともいえますが、先に示した通り取引単位が大きくなかなか一般投資家には手が出ないでしょう。

そこで取引規模の小さいミニ長期国債先物と言う商品も登場しましたが、未だ取り扱っている証券会社も少なく、資産運用の手段として一般投資家には十分浸透していないようです。
日本の債券先物取引が資産運用の手段として普及するにはまだ少々時間がかかりそうです。