高金利外貨で資産運用する際のチャンスとリスク

日本は長年にわたって「ゼロ金利」と呼ばれる政策金利の設定を持続しており、国内金融商品で資産の目減りをヘッジするのは不可能に近いと言うことは誰もが知っていることでしょう。
少子高齢化による人口減少、それに起因する内需の持続的縮小。
社会保障費の膨張による財政赤字の累積。
今後、日本の金利が上昇する要素は全く見られません。
日本の金利が上昇することがあるとすれば、それは1000兆円以上も累積された国際価格が暴落する時です。
その時は日本の財政はもちろんのこと日本経済自体が破綻する時です。
日本の金融財政当局がそうなるリスクがある政策を採るとは考えられません。
即ち今後、今のところ永遠に日本の金利は低い状態のまま維持されるでしょう。

そこで注目されているのが外貨による資産運用です。
高金利の国の外貨で資産を運用することで高い収益のチャンスを得ようと言うものです。
高金利の外貨による資産運用の仕方としては外貨預金とFX取引があります。
外貨預金はFX取引に比べればリスクの小さな投資で安定した高金利で金融資産を増やすことが可能です。
外貨預金には手数料がかかりませんが外国為替の手数料がかかります。
手数料コストはそれだけです。
しかし、外貨である以上変動相場制の中でレートの変動がありますから元本割れリスクも当然存在します。
また預金保証も適用されないというデメリットもあります。

一方、FX取引は証拠金取引で高いレバレッジで為替変動から利益を得ることが可能です。
高金利の外貨を買って売りポジションを一日以上保持すれば通貨間の金利差、つまりスワップポイントを得るチャンスもあります。
しかし変動の激しい外国為替の中で適切なタイミングで売買を行わないと収益を出すどころか大きな損出を被るリスクもあります。

どちらを選択するかは手持ち資金の規模、長期・短期の資金繰りの状況から総合的に判断されるべきものです。

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